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最古の住居跡? 神奈川県・小保戸遺跡で出土 [旧石器]

8月20日付朝日新聞夕刊に小保戸遺跡の記事が掲載されました。

記事は、明治大学出身の考古学研究者でもある宮代栄一氏によるものです。

以下、転載させていただきます。

http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200908200188.html

7月28日の見学会の報告記事は神奈川新聞に掲載されていますので、

あわせてご覧ください。

http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivjul0907757/

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最古の住居跡? 神奈川県・小保戸遺跡で出土

神奈川県相模原市の小保戸(こほと)遺跡で、約2万3千年前のものと考えられる礫(れき)群が見つかった。旧石器時代人が短期間住んだ跡の「住居状遺構」である可能性が高く、この種のものでは日本最古。日本列島における住居の始まりを考える、貴重な証拠となりそうだ。

 出土したのは、百数十個の礫からなる礫群3基。調査を行っている「かながわ考古学財団」によると、礫群は直径2.5~3.5メートルの円形で、円の内側からは、少量の石器とともに細かい炭化物が集中して出土しており、火が使用されていた可能性が高い。円の外側では、多量の石器のくずや製品が出土しており、石器の製作作業が行われていたらしい。礫群の内側と外側で異なった痕跡が確認されることから、礫の内外を区別する意識が存在したようだ。

 明治大の安蒜(あんびる)政雄教授(考古学)は「非常に貴重な事例で、住居状遺構と見てよいのでは。三つの遺構はコンパクトで、共同施設というより、個々の家として建てられたように見える」と評価する。旧石器時代の家は、柱穴が細く、深い竪穴もないことなどから、住居跡を特定することが難しい場合が多い。今回のように家である可能性が高い遺構は、一般に「住居状遺構」と呼ばれる。

 小保戸遺跡の礫群は、火山灰層として知られる関東ローム層の第1黒色帯といわれる土の層の下部から出土しており、放射性炭素を使った年代測定では、約2万3千年前という数値が出た。これまで日本最古だった、同市の田名向原遺跡(97年出土)の2万500年をさかのぼる。

 相模野台地に古い住居状遺構が多い理由についてはよくわからないが、定住を考える上で重要な地域であることは確かで、調査中の遺構についても、より慎重な検討が必要となる。礫群は国道予定地に立地しているが、遺構を切り取る形などでの保存も含め、今後の取り扱いに注目が集まりそうだ。(宮代栄一)


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